青年会議所は活動の基本を「修練」「奉仕」「友情」におき、会員は「明るい豊かな社会を築き上げる」ことを共通の理想としています。 また、会員相互の啓発と交流をはかり、公共心を養いながら、地域との協働により社会の発展に貢献することを目的としています。

JC運動の主体は常に 「地域」です。

私たち、登別室蘭青年会議所メンバーも、自らが暮らすそれぞれの地域から、国を考え、世界を見つめ活動を展開しております

青年会議所とは

青年会議所(JC)とは、“明るい豊かな社会”の実現を同じ理想とし、次代の担い手たる責任感を持った20歳から40歳までの指導者たらんとする青年の団体です。
50余年の歴史をもつ日本の青年会議所運動は、めざましい発展を続けております。全国的運動の総合調整機関として日本青年会議所が東京にあります。
全世界に及ぶこの青年運動の中核は国際青年会議所ですが、国や地域に国家青年会議所があり、会員が国際的な連携をもって活動しています。
日本青年会議所の事業目標は“社会と人間の開発”です。
その具体的事業として、われわれは市民社会の一員として、市民の共感を求め社会開発計画による日常活動を展開し「自由」を基盤とした民主的集団指導能力の開発を押し進めています。
さらに日本の独立と民主主義を守り、自由経済体制の確立による豊かな社会を造り出すため、市民運動の先頭に立って進む団体、それが青年会議所です。

JCの三大原則

JCの性格は、その基本理念として、全世界普遍の人類愛にあります。人類はすべて平等であり、特定の団体、あるいは政党などにかたよることなく、何ものにも左右されない、最も正しい道を歩み続けています。この方針を貫くためにも、JCの各メンバーが心がけるべきことがらとして三つの項目を原則としています。

社会への奉仕(Service)

戦後の虚脱状態から自由民主主義国家という新しい日本の再建に立ち上った当時の青年たちが団結し、その強い団結力と情熱と勇気をもって、常に時代を先き取りし、みずからの手で積極的に社会への奉仕を行ってきました。この活動が地域社会の発展、国家、世界の平和に貢献するものとしています。

個人的修練と開発(Training)

社会への奉仕を志すものは、まず自己の修養に努め、良識ある地域社会人として、また指導者たる誇りを持たなければなりません。こうした個人や集団の指導力訓練(LeadershipTraining)と開発とは、実践的な活動の中で養成されるものとしています。

世界との友情(Friendship)

JCは同じ目的を持つ者の集団です。個人の力には限界があり、個人ではできないことも集団の力をもってするならば可能です。その力をフルに発揮するには、個人の相互の理解と友情がなければ成功しません。この友情の結びつきが都市へ、国家から国家へ、そして世界中へ広がり、ついには大きな人類愛に高められ、世界の平和に貢献します。

青年会議所の特性

青年会議所には、品格ある青年であれば、個人の意志によって入会できますが、20歳から40歳までという年齢制限を設けています。これは青年会議所が、青年の真摯な情熱を結集し社会貢献することを目的に組織された青年のための団体だからです。会員は40歳を超えると現役を退かなくてはなりません。この年齢制限は青年会議所最大の特性であり、常に組織を若々しく保ち、果敢な行動力の源泉となっています。
各青年会議所の理事長をはじめ、すべての任期は1年に限られます。会員は1年ごとにさまざまな役職を経験することで、豊富な実践経験を積むことができ、自己修練の成果を個々の活動にフィードバックさせていけます。
青年会議所におけるさまざまな実践トレーニングを経験した活動分野は幅広く、OBも含め各界で社会に貢献しています。たとえば国会議員をはじめ、知事、市長、地方議員などの人材を輩出、日本のリーダーとして活躍中です。

社団法人登別室蘭青年会議所設立趣意書(PDFファイル)