7月31日 まちづくり委員会担当7月オープン例会

まちづくり委員会担当7月オープン例会「まちの未来を創る力 ~千里のまちづくりも一歩から~」が室蘭市民会館にて開催されました。
登別、室蘭両市において地方創生の取り組みは行われておりますが、人口の減少に歯止めがきかず、今後のまちづくりを担う人材が不足することが懸念されます。誰一人として取り残すことのない明るい未来を創り出す使命にある私たち登別室蘭青年会議所は、将来を担う世代を惹きつける新しい価値観を加えた持続可能なまちづくりへ地域の意思を導いていく必要があるのではないかと考え、本例会では4月オープン例会に引き続き地元の高校生や大学生、市役所職員の方々などにご参加いただき、様々な世代の持続可能なまちづくりにおける価値観のアップデートの必要性を認識することを目的として開催されました。
内容といたしましては、まずは初めにまちづくり委員会の委員会発表を通して、地域の魅力を再認識し、将来を担う世代のまちづくりに対する新たな価値観の重要性を認識いたしました。
続いて、ワークショップデザインdescribe with代表 高橋 優介様を4月の例会に引き続き講師としてお招きし、ワーク①では地方創生を推進していくために必要と考える手法や、地域の魅力創造から実践するまでに必要なマーケティングの発想法と取組の手法を学びました。
ワーク②では、テーマについて価値観や課題の共有と抽出をはかり、どんなゴールを描くかを参加者の皆様方に話し合っていただきました。今後どんな姿の登別や室蘭があれば末長く愛着が持てるようなまちになるか、どんな社会課題が気になり、それを解決するためには地域や自身のリソースをどう活用できるかを4月オープン例会で学んだSDGsの観点で持続可能性やトレードオフをどのくらい考慮できるかという視点でアクションプランを創出しました。
本例会を通して、社会課題に対する世代間の捉え方の違いを知り価値観の多様性を認識しました。また、地域が持つ多様なリソースとアイディアを掛け合わすことで、課題解決に向けた様々なアクションプランを創出できるのだと気付き、学ぶことができました。
当青年会議所の活動にご理解賜り、4月例会、本例会とご参加いただきました皆様方に心より御礼申し上げます。また、講師の高橋様も4月例会、本例会とご協力いただき誠にありがとうございます。
※例会中は、マスクの着用や参加者の皆様に検温の実施、手指のアルコール消毒、会場内の定期的な換気を行い、新型コロナウイルス感染症対策を行い実施いたしました。